身体を整える その１（「僕たちの身体は何でできているのか？」）

皆さんは「整体」に行かれたことは有りますか？もちろんこのブログを読んで頂いていると言うことは整体経験有の方がほとんどだと思います。

「整体」についてはひとりひとりのイメージがありますので「絶対こうだよ！」って言うことではないのですが、身体のケアに携わる立場として、皆さまにどこの整体の施術にいっても、今よりももっと良くなって行って頂けますように「身体を整える」ことについて５、６回に分けてお話していきたいと思います。少しでも皆さまの体調管理にお役に立ててもえれば幸いです。

今回は１回目です(^_-)-☆

京都・四条烏丸　ボディシェイキングスタジオ　クレインの代表タディこと鶴山直史（タダシ）です。今日のブログにご訪問頂きましてありがとうございます。(^^)/　

改めて第１回目は「僕たちの身体の構造がどう成り立っているか？」をざっくりですが皆さんに知ってもらいたいと思います。

この理論は歯科医で麻酔科医でもある佐藤青児先生が考案されたさとう式リンパケアのものです。

身体の構造です。特に顔と胴体は骨と筋肉で内臓の入る袋（箱）が縦に積まれているような感じになります。上から口腔（こうくう）、胸腔（きょうくう）、腹腔（ふくくう）ですね。

口腔は内臓は入っていませんが、歯や舌、声帯などがあり、それらを使うとても大切な機能が有ります。

骨と骨の間の関節をまたいで筋肉が付いています。そして、その筋肉が伸び縮みして骨を動かしているんです。なので、筋肉が無いと骨は立つことすらできないんです。

発生学で言うと生き物の骨は筋肉のよりも後からできているんですね。地球上の生き物は水中の中から始まっていますが、骨を持つ魚の誕生はかなり後からですからイメージはしてもらえますかね(^^;

水の中にいた生物から手足が生えて、地上で生きる動物に進化して、４足歩行から２足歩行できる動物へと進化して今の私たち人間があると言えます。

私たちが両親の精子、卵子の結合と細胞分裂を経て母親のおなかの中で赤ちゃんの姿になっていく過程は地球上で生き物が生まれた約５億年間の生き物の進化を垣間見ることが出来ると言えるようです。

ほんと似ていますよね。顔も人の形になる前に魚類系、爬虫類毛、哺乳類系と変化してくるんですよ。

ちょっと脱線しましたが、骨が筋肉の後からできたことは分かってもらえたと思います。

そして筋肉の骨の付き方が重要なんですね。ただ単に付いているのではなくて筋肉は骨を動かすのにちょうど良いように骨を挟み込むように付いているんです。

曲がる側に付いている筋肉（屈筋：くっきん）、その反対で曲げられる側に付いている筋肉（伸筋：しんきん）の２種類です。

胴体は前に曲がりますので上半身は前側に屈筋が、下半身（股関節より下）は膝で後ろに曲がるので後ろ側が屈筋。

樹阪神は後ろが伸筋、下半身は前側が伸筋となります。（ここは図が無いのでスミマセン(^^;）

ちなみに四肢と言う、腕や脚、手足もそういう関係で筋肉が付いています。

最初に言ってました、口腔、胸腔、腹腔は全て前側に屈筋が付いています。猫背になったり姿勢が悪いとこれらの腔（くう）の形が崩れてその内側も空間が狭くなって内臓の動きも悪くなるんですから怖いですね。

身体は腔（くう）という袋でできていますが、その袋は骨と筋肉で筒のような形にもなっているんです。筋肉も実は筒の寄せ集めでできていると言っても過言ではないんですよ(^_-)-☆

繊維が束になり太くなった筋肉が骨を支え、身体を筒状にしてるので、僕たちは地球の重力にも対抗して２本足で立つことが出来ているのです。

１本のストローでは縦荷重を支えるのは弱いですが、１０本、１００本と束ねて行くと、とんでもなく重いモノでも支えられます。そして、身体の骨格を筋交いのように支えて働いてくれているのが屈筋なんです！いわば、支持筋は屈筋なんですね(^_-)-☆

僕たちの身体は本当によくできています。きっと地球の陸地上でより良く生きて行くために進化して来た形態なんです(^_-)-☆

それでは今回はこの辺で(^^♪次回はこの身体の弱点についてお話したいと思います！

お楽しみにしていてくださいm(_ _)m

その２へはこちらから。