人と違って当たり前でしょ？！

人間の身体って知れば知るほど面白いです。身体事典なんかを見ていると驚くような身体の仕組みや機能が書いてありますし、これらを調べ上げてこられたお医者さんたちは凄いな～っていつも思っていますが、あくまでも身体の構造と機能の解説なんですね。

京都・四条烏丸　ボディシェイキングスタジオ　クレインの代表タディこと鶴山直史（タダシ）です。今日のブログにご訪問頂きましてありがとうございます。(^^)/

こういう事典に書かれていることは、「人の身体の事実」と言うコトになっています。筋肉や骨に関してもここに書かれているのが一般的な普通の人の身体なんですね。

ただし、ごくごく一般的な身体の事なので、全てが同じと言う訳では有りません。同じ骨格、免疫システム、内臓、血液などの体液を持って作られていたとしても、そこに遺伝子や意識、体力差と言うモノが組み合わさることによってその性能は全然別のモノになってしまいます。

1. 得意なコト、不得意なコト。
2. 好きな事嫌いなコト。やりたいコトやりたくないコト。
3. できるコトできないコト。

自分は人と同じ作りだけれども、その中身は全く違うモノなんです。（※似ているところがある人も結構いたりはします。）

1. 食べるモノの好き嫌いは身体に摂り込む栄養素が変わってきますので、身体の素になるモノが人によって変わりますね。
2. 走るのが得意な人は、嫌いな人より脚力が強くなりますし、走れる速さ、距離も人によって違います。
3. モノつくりが好きな人は工夫することの発想力に長けて手や指先を使う細かい作業が上手になります。

そう考えると、私たちの身体は構造は皆同じですが、ひとりひとりの生活によって全然違うモノになっていると気付いてもらえると思います。

筋肉の構造はみんな同じ(≧▽≦)　フラクタル構造ですね！

僕も身体のセルフケアを学んでいた時に、先生や、他の生徒さんが簡単に両手を方にのせて腕をぐるぐる回しているのを見てやってみたら手が肩に届かなかった・・・。（※ちょっと本から写真を拝借・・(^^;）

僕がこれをやろうとすると、腕のある筋が伸ばされて痛みが出ます(^^;（笑）完全にその筋肉が硬直している感じでした。でも当時４８年間生きて来てこんなポーズをしたのは初めてだったので、自分が出来ないコトが衝撃でした・・・(^^;　別に今まで肩が凝って悩んでいたわけでもないし、不調が有ったわけではないので問題は全く無かったんですが、逆に驚きと発見でしたね。

そう！その時に「人は出来るのに自分は出来ない」「人と違うのは良くない」なんて少し気にしたのですが、よくよく考えてみると、これが自分に染みついた身体の使い方の癖だったんですね(≧▽≦)

これはいまだにできません(^^♪（笑）「できなくても良い」と言うコトに行きつきました。でも、本来赤ちゃんの時の様な身体（筋肉）の柔らかさって大切だと思いますので、少し圧を掛けて筋肉が硬直し気味の所はセルフケアでゆるめるようにはやっています。

年と共に身体（筋肉）が硬くなるのは使う筋肉のバランスが悪くなるからなんですね！

クレインに施術を受けに来て頂くお客さまで自分の色々な身体の気になっている所にお話を聞かせて頂ける人もおられます。

例えば「外反母趾」。以前こんなやり取りが有りました。

• お客さま「私、昔から足の親指が外を向いていて、外反母趾だと思うんです～(^^;」
• クレイン「親指は痛むんですか？接骨院とか受診されて診断されたんですか？？」
• お客さま「いえ！全然痛くないです。テレビでやっていてそうかな？と思ったんです。」
• クレイン「昔って、どれくらい前からですか？？」
• お客さま「小学校かな？物心ついた時からこんなんです！（キッパリ）」
• クレイン「ご両親のどちらかも、同じような足をされています？？」
• お客さま「はい！父の足がこんなんです(^^♪」

足の形だけで判断すれば外反母趾なのですが、一概にそうはいえそうにありませんでした。元々の遺伝子を受け継いだ骨格なら有りえるからです。

この方はテレビでの情報でしたが、普通の整形外科で「骨盤矯正」が必要だとか、一般の素人をだますような恐怖モチベーションを掛けて来られた人も沢山おられますのでお気を付けて下さい。

身体の不調のほとんどがまずは筋肉の硬直からのバランスが崩れるところから始まります。手足（指）、腕脚のゆがみ、ネジレから身体の中心へと不調は始まって行きますのでそのあたりのケアをシッカリやって行きましょう！

そして、何よりも大切なのが「自分の身体の事を少しは知る」ことです。クレインではそういった身体を学ぶ講座もやっておりますよ(^_-)-☆

※只今、ホームページやSNSで使用可能な写真撮影のモデルさんを数名探しております。ご興味ある方は是非メッセージをお待ちしておりますm(_ _)m