天寿を全うするコラムその三「腰痛③」腰痛編最終回

今まで「腰痛①」として下半身から起こる腰痛、「腰痛②」として上半身から起こる腰痛のお話をさせて頂いて来ました。

今回は最終回として他の部位からの影響で起こる腰痛についてお話させて頂きます。

最後までお付き合い下さいm(__)m

すべての人に寿命全う可能な身体作りを！

直 整体院  京都 四条烏丸　院長の鶴山直（タダシ）です。

今日のブログにご訪問頂きましてありがとうございます。(^^)/　

腰痛の編の最後は普通ではあまり考えられていない部位のお話をしたいと思います。

それは「内臓」です。

内臓といっても色々ありますが、主に肝臓、膵臓、女性は子宮などの臓器と言われています。

内臓の殆どが腹腔（下腹：正確には横隔膜から骨盤底筋まで）と言う袋に収まっていて、身体の前側にあるのですが、腰はそれらのちょうど後ろ側の背骨側になります。

ところで、腰痛の「痛み」について少しお話を。

身体の痛みは様々な「膜」の刺激で起こっています。腰痛の場合、何らかの原因があって、腰付近の筋膜を伸展（伸ばされている）させられて損傷して起こっているんですね。

その損傷はレントゲンにもMRIにも写りはしません。なので、お医者さんで原因が見つかることは無いんですね。

さて、話を戻しますね。

私達の身体は奇跡が重なって生命維持のバランスを取って生きています。栄養を摂り、排泄して、呼吸して、動いて、眠る。内臓は私達の意志とは関係なく植物のように規則正しく活動してくれていて、食べたり飲んだりした水や食物を分解し、体内に吸収し、また必要なくなったものは、浄化して使ったり、排泄したりしてくれています。

内臓の中でも大きな負担がかかっている臓器が浄化システムの肝臓、腎臓です。食べすぎたり、お酒を飲みすぎたりしていると負担が掛かり動きが悪くなります。血液や酸素、栄養が臓器に集まり、他の部位の循環が悪くなってしまったりします。

今回の「腰痛」は腰の筋膜と言うよりも内臓膜の痛みを隣の腰付近で感じている症例といっても良いかもしれません。

肝臓、腎臓の他に女性でしたら「子宮疾患」も原因の一つに考えられるケースもあります。

人は、心技体のバランスを取って生きています。精神が病むと身体が壊れ、動くこともできなくなります。

「精神的な悩みの先には様々な病気が隠れている」と言われるのも、結局は体液循環が悪くなってその影響が直に身体に響いているだと言えます。

あなたの腰痛は本当に腰回りの筋膜の損傷が原因でしょうか？？腕の良い整体やゴッドハンドに施術してもらっても全く良くならないなら、もしかしたら内臓からの影響かもしれません。

一度内臓の検査をシッカリして貰われることもオススメします。

３回に渡り、「腰痛」について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか？？

人の症状はひとりひとり違うものです。「腰痛」だけではなく、他の身体の痛みは今までの身体の動かし方なども原因の一つに挙げられるでしょう。

人の身体は動かしすぎても、動かさなさ過ぎても硬直していきます。循環が悪くなります。それらが長年続いていくと様々な症状になってでてくるものです。

「人間誰しもこれをやっておけば健康間違いなし！」と言うことはありません！あなたの身体にはあなたの身体に必要な動かし方、栄養のとり方などの生き方があるはずです。

どうか、この人生で天寿を全うできる身体作りを見つけて下さい。私もそのお手伝いができれば幸いです。

長文お付き合いありがとうございました。今後も不定期ですが、内容を変えてコラムを続けていきます。

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